はいさい
今日も1日雨・・・。
これから、3月、4月、5月に、産卵のピークを迎えるコブシメを紹介します。
イカの寿命は1年といわれています。
夏にみられるのはこのサイズ
5cm~10cmのかわいい子供たち。
海草類や、サンゴ、時にはナマコに隠れて、擬態しながら捕食し、成長していきます。
4匹いるのわかりますか!?
捕食する量で、成長スピードも変わり
早い子で12月には10キロまで大きくなる個体もいます。
性別の判断はエンペラーの模様で区別します。
エンペラーに線があるのが雄です。
エンペラーに丸い点があるのが雌。
3月頃から本格的な産卵がはじまります。
枝サンゴの奥に卵を産み付けます。
産卵を近くで見るには、コブシメの動きを観察して、ストレスを感じさせないポディションで待つことが大事です
すると、コブシメのほうから寄ってきて、目の前で産卵や、オス同士のバトルを見ることができます。
決して追いかけないことです
無事に産卵を終えたメスはどんどん弱り、一生を終え、最後には魚などに食べられます。
でも、ピンポン玉ほどの卵から約40日後に、1cmほどの赤ちゃんがハッチアウトして、また命が繋がります
6月の夜、サンゴの産卵と同時にハッチアウトしたコブシメの赤ちゃん
これから強敵だらけの大海原で試練を乗り越えた強運の持ち主だけが大人になれます。
弱肉強食の海中の世界。産卵に立ち合ったなら応援したくなるよね・・。
水温21~22度。
透明度20~25m。