エーグヮー

アイゴが、目の色変えて狂ったように藻を食べています。
この群れを見てスク漁の事を思い出しました。
スクとは、方言でアイゴの幼魚のことです。(2・3cm位)
スク漁は、旧暦の6月の大潮近辺に何処からとも無く群れで現れ、浅瀬の島沿いを泳ぐスクを網で捕獲する伝統漁の事です。
水面を真っ黒にする群れを、山に見張りを付けて探す海人や、長年の経験で船を走らせて見つける海人など
皆、必死に探し、皆、沖縄全域で一番先に水揚げする事を狙います。
急ぐのは、スクの食べ物が理由で、プランクトンから藻や海草を食べ始める時期に、群れで浅瀬に集まります。その海草類を食べる前に獲るとお腹も臭くなく、上等で値がいいんです。
海人の間ではボーナスと言われ、日当が何十万いく事も!島にも4.5チームあり、必死に探してますよ。





ガラス瓶に、同じ方向を向いて、上手に詰められて売ってるけど、やっぱ手作業なのかな!?

手作業なら熟練の技が必要ですね。

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